「さーカキゾメするぞー!」
「ウルトラ腕が鳴るぜ!」
「緊張するぜ…」
「……(集中)」
「できた…!」
「おー」
「絵文字…?」
「絵文字じゃないですよ師匠!」
「師匠見てください!」
「数字の2!」
「ええーと…”我”か…?」
「さすが師匠!!」
「すうじのに……」
「冗談だって、Z!Zだろ!」
「我の名って書きたかったんですけど、"の名"を入れるスペースなくなっちゃいまして…」
「なんか自己主張の強い書き初めになったな…」
「さあ、師匠もどうぞ!」
「えー、俺も書くのか…」
「かっこよく書いてくださいね師匠!」
「俺日本語上手く書けねえぞ」
「うーん…」
「よし、まあこんなもんだろ」
「平和」
「さすが師匠、ウルトラマンって感じのチョイスですね!」
「光…」
「おー!師匠って意外と真面目ですよね!」
「平和って宇宙だけじゃないからな?おまえもあっちのゼットと喧嘩すんなよ?」
「うっ…」
「意外とってどういう意味だよ」
「えっ、いや、なんでもないです」
「じゃあせっかくなので記念写真を撮りましょう!」
「はいはい」
「師匠もこっちへ!」
「わか……あっ」(ガシャッ)
「…」
「……」
「師匠の平和…ブラックホールが吹き荒れた感じになっちゃいましたね…」
「うん…」
「"我"と"光"、なんかいい組み合わせですね俺たち!」
「そうかあ?」
墨汁ひっくり返しちゃったオチはわざとじゃなくて…ガチでひっくり返しました…横にいた妹が「ゼロさんのが!!!」ってすごい慌ててた笑