エビ🦐の師弟ズ劇場

ツイッターで作ってるお話の保管庫。ゼロさん2人とゼットくん2人のちっちゃい4人がワイワイやってるのが好きなので生活感あふれる部屋が背景。笑 食べ物・お料理ネタはプラントベース。

9月10日、お月見

「満月がきれいだなー」
「今日はチューシューの名月なんだって!」
写真。ゼットくん二人のフィギュアの後ろ姿。窓の向こうに月が見えている。

「師匠も呼んでこよう!」
「待て!」
写真。ゼットくん二人が立っている。フィギュアーツのゼットくんの肩を、アクションフィギュアのゼットくんが後ろからつかんでいる。

「えっ?師匠は呼ばないのか…?」
「そうじゃなくて、どうせなら月見団子作って師匠をお月見に招待しようぜ!」
写真。振り返るアーツのゼットくんに向かってアクションのゼットくんが両腕を広げている。

「これがあればおだんご簡単にできるらしいんだ!」
「用意がいいな…」
写真。部屋のテーブルの上にだんご粉の袋が立ててあり、アーツのゼットくんがその横に立って腕を広げている。アーツのゼットくんはだんご粉の袋を見ている。

「グラムとか書いてあるけど、うちにはかりなんかないぞ?」
「適当で大丈夫だろ!」
写真。アーツのゼットくんが、だんご粉のパッケージの作り方のところを見ている。アクションのゼットくんはガラスのボウルを引きずって来ている。

「大丈夫なのかなあ…」
「粉はこのくらいかな!」
写真。アーツのゼットくんはエプロンを着ようとしている。アクションのゼットくんはすでにエプロンをつけて、ガラスボウルに入れた粉を覗き込んでいる。

「砂糖はこのくらいか?」
「あとは水を混ぜて…」
写真。アーツのゼットくんは砂糖の容器に手をかけている。アクションのゼットくんは水の入った計量カップを引きずって来ている。

「えーと、耳たぶくらいの固さにこねます!」
「耳たぶ…???」
写真。アクションのゼットくんがパッケージの説明を見ており、アーツのゼットくんは両手で自分の耳を触ってみている。

「たくさんできたぞ!」
「一個だけくまさん作ってみた」
写真。お皿の上に丸めた団子がたくさんのっていて、アーツのゼットくんがそこへ団子を1つ置いている。アクションのゼットくんは足を前に出して座り、クマの顔の形の団子を持っている。

「さー、ゆでるぞー!」
アールグレイの茶葉を…ポットで…っと」
写真。台所。アクションのゼットくんが空の皿の横に立っていて鍋のほうを見ている。アーツのゼットくんは紅茶ポットに手をかけている。

「師匠たち!見てください!」
「チューシューの名月なので月見団子を作りました!」
写真。テーブルの上には、団子が盛られた小皿二つ。ゼットくんたちはエプロンをつけたまま。アーツのゼットくんは小皿の横に立って両手を広げており、アーツのゼロさんがそこへ向かって歩いてきている。アクションのゼットくんはアクトのゼロさんの手をつかんで、ひっぱって来ている。

「これ食べながらお月見しましょう!」
「へー、風流だな」
「この一番上のひとつは師匠のために俺が作ったんですよ!」
「他と何が違……あっ」
写真。みんなで小皿の前に立って団子を見ている。

「これだけクマの顔になってんのか」
「へへへ、師匠喜ぶかと思って」
「あっちの俺がかわいい動物で株をあげているぜ…」
写真。アクトのゼロさんとアクションのゼットくんが向かい合っており、アクションのゼットくんは左手で頭をかいている。アーツの2人はそんな二人を見ている。

「でも師匠!俺は師匠のためにアールグレイシロップを作りました!」
「なにそれ、すげえな」
「あっちの俺がオシャレなお料理で株をあげているぜ…」
写真。アーツのゼットくんは膝をついて座っており、前に置かれた茶色いシロップの入った小皿をアーツのゼロさんに見せている。

「さ、師匠たちこちらへ!」
「こっちの窓から月がよく見えるんです!」
写真。窓の手前のスペースに団子の皿を置いて、そこへ4人で登ろうとしている。

「月が!ない!」
「お団子作ってる間に沈んじゃったのか!?」
写真。窓の外を見てゼットくん二人が驚いており、アーツのゼロさんがそれを横から見ている。アクトのゼロさんは座って3人を見上げている。

「いや移動しただけだろ、ほらあそこ」
「あ…」
「よかった…」
「月が移動してうろたえる宇宙警備隊…」
写真。アーツのゼロさんが右上のほうを指さしており、ゼットくん二人もそっちを見上げている。アクトのゼロさんはうつむいて左手で額を押さえている。

みんなでお月見を楽しみました。雲が多かったのでどうかなーと思ったけど、きれいな満月が見られて良かった😊
写真。4人で窓の手前に腰かけて、月を見上げている。