※前回麻婆茄子作ったのはこちら
「よぉーしやるぞぉー!」
「おっ、ゼット、気合入ってるじゃねえか!
「あっ、ゼロ師匠たち!」
「あぶね!」
「今から何か作るのか?」
「はい、今日は麻婆茄子をたくさん作らなきゃならなくて…」
「あー、このまえ作ったやつか」
「そうなんですけど、なんとあの麻婆茄子の素が売り切れだったんですよ」
「なるほど…」
「でも一回は麻婆茄子作ったんですから…きっとやれるはずです!」
「作ったって言っても野菜切って炒めて麻婆茄子の素と混ぜただけだけど、本当になくて大丈夫か?」
「やってやります!ウルトラマンとして!ご唱和下さい、ウルトラ臨機応変クッキング!!」
「いやウルトラマンとしては別に麻婆茄子作らなくてもいいんだけどな」
「で、あれが今回使うフェイクミートか?」
「そうです!たくさん作らなきゃならないので、乾燥タイプを買いました」
(大豆と玄米のベジミンチ(1袋) - 「玄米のマイセン」公式通販サイト)
「煮込み料理ならそのまま入れてもいいんですが、今回は炒めるので、沸騰したお湯で3分茹でます」
「茹でると2〜3倍のボリュームになるんですよー。お得ですよね!」
「お湯を切って水気を絞ればいいのか、便利だな」
「ではゴーヤをよく炒めます!」
「今回は最初にゴーヤを炒めることにしたのか」
「前回生焼けでかなり苦かったからな…」
「茄子10本分を加えて炒めます!」
「炒めるってボリュームじゃねえだろ…フライパン山盛りじゃねえか」
「ちゃんと火が通るのか、これ…」
「ふひゅう、ようやく茄子がくったりしましたね!」
「まあ野菜は火を通すとかさが減るからな、なんとかなって良かったよ」
「そうしたらそこに人参3本を加えて…」
「待て」
「さすがに別に炒めないと入りきらねえぞ」
「では人参を炒めつつ、調味料も用意しましょうか」
「またぺっちゃんこの豆板醤が出てきた…」
「材料はコチュジャンで合ってるのか?」
「参考にしたレシピだと甜麺醤を使ってたんですが、甜麺醤がないので臨機応変にコチュジャンをですね…名前にジャンもついてますし」
「そんなんでいいのかよ」
「あ、新しい豆板醤ありますよ!」
「早く言え」
「ベジミンチを炒めます!ガーリックパウダーをかけてみました!」
「混ぜておいた調味料を入れて弱火であん状にするんですが…片栗粉入れすぎましたね…」
「水を足せばいいだろ」
「次はそこへお野菜を入れてー、」
「おい、どう考えてもフライパンから溢れるだろ…鍋使おうぜ」
「そんなことしたら洗い物が増えるじゃないですかー!」
「いやそれは仕方ねえだろ」
「じゃあ鍋に入れて混ぜますか…」
「鍋でもギリギリだったじゃねえか」
「味が薄い気がするので醤油をてきと……臨機応変に足しましょう!」
「今適当って言おうとして言い直したろ」
「ごま油もてきと……臨機応変にかけてみましょう、臨機応変クッキングなので!」
「無理に臨機応変アピールしなくていいんだよ」
「さあできましたよ師匠たち!食べみてください!」
「今回はかなり適当だったから不安だな…」
「ん!てきと…臨機応変に作ったわりになかなかいけるじゃないですか!ねえ師匠たち!」
「微妙」
「微妙」
「ウルトラショック!!」
ほんとに微妙でした笑
豆板醤とコチュジャンの割合をもっと考えれば良かったのか、それともやはり甜面醤を使わなければならなかったのか…