「クリスマスプレゼント、開けるの楽しみだなー!」
「何が入ってるんだろうな!」
「それ…中身は入ってないぞ?」
「えっ?」
「ツリーの袋に入ってたやつだろ?ただの飾りだぜこれ」
「そうなんですね…」
「どおりで軽いと思った…」
「でも本物のプレゼントは三太さんが持ってきてくれるから大丈夫だな!」
「確かにそうだな!」
「えっ」
「えっ」
「三太さん、何持ってきてくれるんだろうなー」
「夜中にこっそり置いて行ってくれるんだろ?」
「いやー…どうかなー…サンタはほら地球人の子どもにプレゼントをくれる人だから…」
「そうだぜ、5歳とかならくれるかもしれないけど5000歳はちょっと難しいかもなー!」
「そうかもしれないですけど…宇宙人でも地球にいる間はくれるかもしれないし…」
「ウルトラ年齢で考えてくれたらまだ俺たちも対象かもしれないもんな!」
「おお……ど、どうだろうな…?」
「おい、どうする」
「どうするって…おまえがサンタクロースのこと雑に説明するからだぞ、どうするんだよ」
「フフッ…ゼロ師匠たち、三太さんがプレゼント配るって伝説信じてるんだな!」
「可愛いところあるよな、師匠!」
「あとは三太さんのふりして夜中に師匠の枕元にプレゼント置いておくだけだな!」
「バレないように頑張ろうな!」