↑の続き
ゼットくん、じきじきに姪ちゃんに翼をねだりに来ました
「じゃあ今から作る!」
「えっ、早速作ってくださるんでございますか!」
「おおー!着々と…」
「できたよー!」
「こ、これが俺の翼…!」
「はい!」
「おおー!」
「姪ちゃんがつけてあげる!」
「ありがとうございます!」
「はいくっついた〜」
「やったー!」
「どうですか?ウルトラかっこよくなっちゃいました?」
「そこのイルカを持ったおかた、あなたは鳥のお仲間だとお聞きしましたが、俺の翼はどうですか!」
「立つとずいぶん大きいですなあ〜!」
「で、俺の翼は…」
「ゼット!イルカだよ!」
「はい!抱っこして!」
「えっ!?うわ!!」
「いてててて…イルカさんを抱きとめそこねてしまいました…」
「はいゼット!戦って!」
「えっ!?うわっ!!!」
「いっててて!!噛まれた!噛まれた!!!」
「ゼット!ウルトラマンでしょ!戦いかた忘れちゃったの!?」
「ううっ…姪ちゃん…優しいかと思ったらウルトラ厳しいぜ…」
姪ちゃんに「写真を撮ってお話にして!」と言われて撮った写真をつなげてみる
「えっ、何ですかこの儀式!なんでみんな無言で俺を猫の背中に乗せるんですか!怖い!」
「これから一体何が始ま…」
「!?」
「母が!!!」
「うわーっ!こっち来た!!」
「ソフビの師匠!助けてください!あっちでソフビの俺噛まれてますよ!」
「師匠ォォーーーッ!!!」
「師匠を放せ!」
「あっ…ソフビの俺無事だったんだ…」
「だめだ俺瞬殺された…」
「ゼット!トカゲだよ!」
「ひぃーーーーっ!!」
「この家怖すぎる…帰りたいです…」
オマケ
「師匠…俺も翼を授かってきました…」
「なんでそんなぐったりしてるんだ?」