姪ちゃんが「ゼットにつけてあげれば?」って翼を授けてくれました!
つけてみたら思ったよりちゃんと翼感あるな!天使か!
やだかわいい
「翼を授かっちゃいましたぞぉー!これで俺も鳥のように飛べちゃいますなあ!」
もともと飛べるでしょ君は
~後日~
「…で、ジードが急に帰っちまってさー」
「あー、あのときなー」
「フフ…」
「あいつ賞味期限切れのカップラーメン食って腹壊してたらしいぜ」
「あー…それで…」
「フフフフ…」
「フフフッフフ!!」
「うわっびっくりした」
「なんだよ急に気持ち悪いな」
「とう!」
「さあゼロ師匠たち…ご覧あれ…!」
「え…何を?」
「もー!ウルトラいけず!翼ですよ翼!」
「お?」
「あー、なんかついてんな」
「エビさんの姪ちゃんがゼットにつけてあげて!と翼を授けてくださったんです!」
「へー、良かったな」
「えっ…『ゼットに』って…」
「似合うでしょー、ウルトラカッコよくないですか?」
「片方しかないのか」
「俺聞いてない!ゼットにって言ったんなら俺かもしれないのに!」
「抜け駆けだ!自分だけずるいぞ!」
「なんだよ、自分だってエプロンもらっただろ!今度は俺のだぞ!」
「フフ…片翼の天使ウルトラマンゼットだぜ…」
「どういうキャラなんだよ」
「ずるいずるい!」
「落ち着けゼット」
「あ、片翼の堕天使のほうがかっこいいですかね?」
「いやウルトラマンが堕天使じゃだめだろ」
「お、おれだって…俺だって片翼の天使に…」
「もー、めんどくせえなあ…」
「ほらゼット、アメだぞ」
「アメ…」
「師匠は俺のこと子ども扱いして…ペロペロ…今は翼の話を…ペロペロ」
「あっ!アメ!ずるい!」
「ほんとめんどくさいなおまえら」
姪ちゃんはまた翼を作ってくれるそうなのでそしたらこっちのゼットくんにもつけてあげようね…
「師匠も一緒に舐めます?」
「いや一緒には舐めねえよ」
「あっ、片翼の光の国の使者ウルトラマンゼットっていうのはどうでしょうか」
「どうしても肩書き決めなきゃだめか?」