↑の続き…いよいよクリスマスイブ
12月24日夜
「ゼロ師匠たち！もう寝る時間ですよ！」
「寝ないと三太さんが来ないんですから！」
「うるせえな、今寝ようとしてるとこだよ」
「師匠、今日はこれを置いて寝てください！」
「なんだそれ」
「靴下ですよ！三太さんは靴下にプレゼントを入れるんでしょ？」
「2つしかないじゃないか」
「おまえらのは？」
「えっ？」
「俺たちのは…えーと…」
「いらないので…」
「なんでだよ、サンタさんが来るんだろ？」
「じゃあ2人で1つずつにしようぜ」
「こっちは俺たちのにするから」
「あっ…」
「そっちはおまえたちが持っていけよ」
「は、はい…」
「どうしよう…師匠の靴下に入れるプレゼントは用意したけど…」
「俺たちの靴下に何も入ってなかったら、三太さんじゃなくて俺たちがやったってバレちゃうかも…」
「うーん…何かそのへんのもの適当に入れておくかー」
「でもあんまり適当じゃ……あっ、いいものがある！」
「師匠の写真を三太さんが俺たちにくれたってことにしよう！」
「おーっ！ウルトラいい考えだぜ！」
「よし、じゃあ写真を俺たちの靴下に入れて…」
「お菓子を師匠の靴下に入れに行くぞ！」
（そーっと…）
（全部入ったな！）
（よし！）
「完全にうまくいったな！」
「俺たちへのダミーのプレゼントもいいのがあったし！」
「明日師匠プレゼント見つけて何て言うかな」
「師匠たちより早く起きないとな！」
～使わなかった写真～
「じゃ、おやすみ」
「おやすみなさい…」
どうしよう…な2人
相談する2人
