エビ🦐の師弟ズ劇場

ツイッターで作ってるお話の保管庫。ゼロさん2人とゼットくん2人のちっちゃい4人がワイワイやってるのが好きなので生活感あふれる部屋が背景。笑 食べ物・お料理ネタはプラントベース。

サンタさん・ゼット編

「師匠たち!今日は早く寝ないとですよ!」
「クリスマスイブですよ!」
「今寝ようとしてるとこだよ」
写真。ベッドの上にフィギュアのゼロとゼットが2人ずつ。ウルトラアクトのゼロは座ってクッションに寄りかかりフィギュアーツのゼロは立っている。ゼットたちは立ってゼロたちを見ている。

「急いでサンタさん用の靴下をお渡ししますので!」
「急がないと、起きてたらサンタさん来ないらしいですよ!」
写真。ゼット2人が靴下を持って、靴下についている金具を外している。

「はい、枕元に置いてください!」
「じゃあ俺たちも寝ますので!」
写真。ゼットたちがゼロたちに靴下を渡している。

「あっ…そうだ師匠」
「ん?」
写真。ゼロたちの元から立ち去ろうとするゼットたち。アクションフィギュアのゼットは靴下についていたラベルのごみを持っている。アーツのゼットは靴下を持って、ゼロたちのほうを振り返っている。

「もしプレゼントが靴下に入らない大きさだったらサンタさんはどうするんですかね?」
「えっ?」
写真。アーツのゼットが右手を出してゼロたちに質問している。アクションのゼットもゼロたちのほうを振り返っている。

「知らねえけど…靴下の横にでも置いてってくれるんじゃねえか」
「なるほど…」
写真。アーツのゼットが右手を挙げて、説明している様子。

「じゃあ今度こそ寝てきます!」
「師匠たちも早く寝てくださいね!」
「わかったわかった」
写真。ゼットたちは歩き出し、ゼロたちがそれを見ている。

「……」
「あいつら靴下に入らないプレゼント用意したんだな…」
写真。立ち去るゼットたちを見送るゼロたち。

「師匠たち寝た?」
「寝た寝た!」
写真。テーブルの上でゼット2人がプレゼントの箱を用意している。アクションのゼットはひたいに手をかざし、遠くにいるゼロたちが寝たかどうかを見ている様子。プレゼントの箱は高さがゼットたちの肩くらいまでの大きさで家の形をしており、赤いリボンがかかっていてかわいい。

「サンタさん、去年は師匠のとこ来てくれなかったからな!」
「サンタさんひどいぜ…師匠たちだって良い子なのに……」
(※去年ゼットたちはゼロにサンタのプレゼントを置き、自分たちもサンタにプレゼントをもらったがゼロたちが用意したとは知らず、「師匠にはサンタが来なかった」と思っている:クリスマス後日 - エビ🦐の師弟ズ劇場
写真。アーツのゼットがアクションのゼットに話しかけており、アクションのゼットはちょっとうつむいている。

「師匠は自分たちはもうサンタが来る年齢じゃないだろうって言ってたけどさー」
「師匠たちだってまだ良い子だねってプレゼントもらってもいいと思うんだよな!」
写真。ゼットたちが顔を見合わせて話をしている。

「だから俺たちがサンタになるんだ!」
「良い子の師匠、待っててくださいね…!」
写真。ゼットたちは箱に手をかけてプレゼントを運び始める。

「そーっと…」
「静かに置けよ…」
写真。ゼロたちが寝ている頭のほうにゼットたちがプレゼントの箱を置いている。ゼロの横にはさっきゼットが渡した靴下が置いてある。

「靴下に入る?」
「やっぱり無理だなー」
写真。アクションのゼットが靴下をプレゼントの箱にかぶせようとしている。

「靴下は横に置いておこう!」
「フフ…良い子の師匠のところにもサンタさんが来ましたからね…」
写真。アクションのゼットが靴下を元の位置に置いている。アーツのゼットは眠っているゼロたちを見下ろしている。

「よし、じゃあ俺たちも早く寝ないとな!」
「サンタさん何くれるんだろうな!」
写真。ゼット2人が顔を見合わせ話をしながらゼロたちのところから立ち去る様子。

続く