12月13日
「今日はここですね!」
「おっ、パンダに乗せてもらって開けるのか」
(パンダちゃんは前日12日にやってきました ウルトラマンゼロ12周年 - 紙魚エビ@ウルトラ保管庫 )
「ウギギ…届かない…!」
「高さはあっても距離がな…俺が開けてやるよ」
「おっ、子どもが本か何か読んでるぜ」
「…待て、これ14日じゃねえか」
「あー!!ウルトラミスったーっ!!」
「13日は明日開けよう!」
12月14日
「昨日14日開けちゃったから今日は13日を開けるぞ!」
「うう…ウルトラ面目ない…」
「あっ!かわいいのがいる!鳥かな?」
「フクロウじゃないか?」
「頭に2つとんがりがついててちょっと師匠みたいですね!」
「とんがりって…」
「明日は15日…明日は15日…」
12月15日
「今日は間違えないぞー!」
「家の窓だな、何だろう?」
「あ!お料理してるぞ!」
「大きい鍋だなー」
「最近ウルトラクッキングやってないな…」
「俺のエプロンができてきたらやろう!」(※エビ妹が作ってくれてます)
「冬だし豆乳シチューなんか美味そうだよな」
12月16日
「今日はこの家のドアだな」
「2階に三太さんがいるから1階にも人がいるのかな?」
「あっ、何か焼いてる人がいる!」
「ケーキかな」
「そういやこのまえのケーキ美味かったよな」
「クリスマスもあのお店のケーキ買いましょうか!」
「師匠、おなかすいてきちゃいましたねー」
12月17日
「ううっ、背伸びしても届かない…!」
「じゃあ俺が開けるぜ」
「おっ、今日は天使だな」
「天使…!」
「くっ…俺に翼があった頃の記憶がよみがえって…」
「翼を失いし天使たちのレクイエム…」
「いやセロテープはがして保管してただろ、持ってくれば?」
(※以前紙の翼をつけて遊んでいたおはなし 片翼の天使たちのレクイエム - 紙魚エビ@ウルトラ保管庫)
12月18日
「今日は三太さんの隣の部屋だな!」
「また人が出てくるかなあ」
「あ!やっぱり人だ!」
「なんか手紙書いてるな!」
「三太さんは手紙を読んでるみたいだしこの人は手紙を書いてるみたいだし…」
「三太さんの家族は手紙が好きなのかなー」
12月19日
「今日はここ…!」
「空中かな?」
「届くか?」
「あ、人が出てきた!」
「空中じゃなくて屋根の上ってことかあ」
「サンタクロースが入って来れるように煙突掃除するんじゃないのか」
「えっ、三太さんって煙突から出入りするんですか…?」
「大変ですね…」
12月20日
「今日もまた屋根の上だ」
「ネコでもいるのかな?」
「あっ、天使が2人!」
「翼を失いし二人の天使の…」
「レクイエムはもういい」
12月21日
「今日はあの高いところだぞ!」
「何か乗るもの…」
「乗るものなあ…」
「なんかビンがあったぜ」
「届きました!」
「何が出てくるかな…」
「何か灯りですね!なんのシルエットなんだろう…」
「俺たちもクリスマスにおしゃれな灯りを飾りましょう!」
「いいなそれ!」
「おしゃれな灯りなんてどこから持ってくるんだよ…」
12月22日
「今日はこのカラフルな窓のとこですね!」
「ステンドグラスな?」
「なんか豪華な机のところに人が座ってますね」
「羊も鳥もいるし豪華な机もある…」
「面白い家だな!」
「豪華な机じゃなくてオルガンじゃないのか、それ」
「ブタをつつくな」
12月23日
「今日は…この飛び出してる窓!」
「あ、鐘を鳴らしてる!」
「リーンローンランローン🎵ってやつだな!」
「いやーそれにしてもいっぱい開けたなー!」
「いろんなものが出てきたなー」
「明日はいよいよこの24だな」
12月24日
「師匠!最後の扉を開けますよ!」
「何が出てくるかドキドキするな〜!」
「さあ、ゼットによって少しずつ扉が開かれていきます…!」
「ドルルルルルル!」
「それドラムロールのマネか…?」
「ジャン!」
「おお…家族と動物がいる…?」
「あー、イエス・キリスト誕生の絵だな」
「YES?きりすと?」
「クリスマスってその人の誕生祝いだから」
「えっ!?」
「三太さんとはどういう関係なんですか?」
「いや…うーん…」
「なんで三太さんはこの人の誕生祝いに俺たちにプレゼントくれるんですか?」
「何でも聞くなよ、知らねえよ」
「ここに来てさらに三太さんの謎が深まりました…」
「まあサンタさんは存在自体が謎だからな」
「ついに全部開けちゃいましたねー!」
「なんだか24日間早かったよな」