エビ🦐の師弟ズ劇場

ツイッターで作ってるお話の保管庫。ゼロさん2人とゼットくん2人のちっちゃい4人がワイワイやってるのが好きなので生活感あふれる部屋が背景。笑 食べ物・お料理ネタはプラントベース。

アーツゼロさん1年お祝い

「師匠ー!」
「おめでとうございますー!」
「え?なんだっけ?」

「今日は師匠がこの家に来た記念日じゃないですか!」
ウルトラマンの日(7月10日)なので覚えやすいですね!」
「おー、そっか、ありがとな」

「で、これは…カフェ…トライアングル?」
「メキシコやアメリカや日本のスイーツを販売されているところだそうですよ!」

「こちらキャロットカップケーキです!」
「もちろんヴィーガンですよ!」

「なんか小さいニンジンがのっててかわいいな」
「そうでしょー!」

「さあ、ニンジンののってるところをどうぞ!」
「いや普通に皿にのせて食わせろよ」
「師匠重いので早く!」

「あ!」
「て…手が滑って……」(本当に落ちたよ…ごめんね…)

「し…師匠のケーキが!」
「俺が支えきれなかったばっかりに!」
「あーあ…だから普通に食わせろって言ったじゃねえか…」

「まあいいや…これを皿にのせればすむ話だろ」
「え…」

「じゃあ俺はニンジンもらうぜ」
「ししょう…」
「師匠、俺のは大盛りによそってくださいね!」

「よし、じゃあ食おうぜ」
「いっただっきまーす!」
「俺もいただきます…」
「最初からこうしてれば良かったのに全く…」

「なんかちょっとスパイスが入ってる味がするな」
「ウルトラおいしいですね!」
「ほんとだウルトラ美味しい!」
「このニンジンは何でできてるんだろうな」

「師匠!師匠の記念日を一緒にお祝いできてうれしいです!」
「それはいいけどおまえ……」

「さっきから顔についてんの気づいてないのか?」
「へ?」

「ていうか目にもついてんぞ!気にならねえのかよ!」

「気持ち悪いなーとか見えづらいなーとかあるだろ普通」
「いやあエヘヘヘ」

「ったく……」
「ウルトラお恥ずかしいエヘヘヘ」
「……」

「それにしても師匠が顔を拭いてくれるなんてエヘヘヘ」
「いつまでエヘエヘ言ってんだよ」
「師匠、俺の顔も何かついてませんか?」
「ついてない」

「師匠のお皿もお持ちしますよ!」
「いいよべつに」

「師匠のお祝いの日なのにー」
「自分の皿くらい洗うって」
「ねえ師匠、やっぱり俺の顔に何か…」
「ついてない」

お皿洗った後のお茶タイム

 

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