1月7日
「さ、今日はオショーガツ飾りを外す日らしいので、飾ってあった鏡餅も食べちゃいましょう!」
「これ、中身もピンク色なのかな?」
「いや外側のプラスチックに色付けてあるだけだろ」
「中身のお餅を押しだしました!」
「この形のまんまの餅なんだな」
「み、みかんがべこべこに…」
「やっぱり中身は白だな」
「スライスしてトースターで焼いちゃいましょう!」
「おお…なんか膨らんできてる…」
「おい、近づくと危ねえぞ」
「楽しみですねー師匠!」
「うわっ、すごい膨れたな」
「こんなに膨らむものなんですねー!」
「餅で死者が出るというのはもしかして餅が爆発するからですか…?」
「爆発はしねえだろ…」
「さて、師匠……」
「熱々の餅はあーんでは食わないからな」
「香ばしい匂いがする!」
「熱いから気を付けろよ」
「美味しかったな……あれっ、上にかぶせてあった透明のやつ外れるんだぁ!」
「外したほうが餅押し出しやすかったかな……あっ」
「どうした?」
「1月11日は鏡開きですって書いてある…」
「家族の健康を祈念してって書いてあるぞ」
「家族の健康を祈るには11日にみんなで食べないといけなかったんだ…」
「ししょ…か、鏡……」
「家族…健康……い、祈れない…」
「は?鏡?家族?」
「なんだ?ミラーナイトの話か…?」
私が素で間違えた…ごめんねゼットきゅん…
泣きながら師匠に訴えるゼットきゅんたち別角度
このあと師匠たちにはあっさりと「まあ別にいいだろ」って言われます笑