「なあ、最近ネズミを見かけねえんだが…」
「あー、そういわれれば…」
「元々どっかから来たんだろ、またひょっこり戻って来るさ」
「おう…」
「し……」
「ししょーっ!」
「ただいま帰りまし…イテテテ」
「懲りねえなおまえら」
「師匠!なんで避けるんですか!」
「アリクイが怪我したらどうすんだよ」
「額が痛いです師匠…」
「で、ウルサマとやらは楽しかったのか?」
「アリクイより弟子との抱擁が大事じゃないですか!」
「弟子じゃねえし抱擁したくねえし」
「ウルサマすごかったですよー!」
「へー」
「ちょっと師匠!アリクイはいいからお土産!お土産あるんですよ!」
「東京駅というところで買ったプラントベースクッキー(ラスオラス LasOlas モカショコラクッキー3個入)です!」
「おー、サンキュー」
「そして師匠!俺たちSKaRDの特別隊員になったんですよ!」
「特別隊員?」
「これが隊員証明書です!」
「逆さじゃねえか?」
「あとカラータイマーも買いました!」
「カラータイマー!?」
「手術で胸につける前のやつですかね~」
「地球ってそんなの売ってんの…?」
「カラータイマー赤くなったけど大丈夫か?」
「あとこれは師匠にじゃなくて、妹子(エビの妹の子)①②ちゃんへのお土産なんですが…」
「おい、カラータイマー消えちまったぞ」
「おもちゃだからいいんだよ」
「え、おもちゃ…?」
「これ、妹子①②ちゃんたちにいろいろ買ってきました!」
「金の俺…」
「このエレキングは暗いところで光るんですよ!」
光らせてみた
今夜はウルサマの思い出を語る長い夜になります。
「すごく大きい師匠はすごく大きい俺を一番弟子って言っててですね!」
「おまえ嘘ついてない?」
「大きい師匠と写真も撮ったのであとでお見せしますね!」
「はいはい」