エビ🦐の師弟ズ劇場

ツイッターで作ってるお話の保管庫。ゼロさん2人とゼットくん2人のちっちゃい4人がワイワイやってるのが好きなので生活感あふれる部屋が背景。笑 食べ物・お料理ネタはプラントベース。

妹子①ちゃんのスケートリンク

「ご唱和ください!」
「ウルトラ夏ー!」
「ウルトラ夏って何だよ」
ウルトラマンゼットのフィギュアが二人と、ウルトラマンゼロのフィギュアが二人。ゼットたちはゼロたちに向かって両手を広げて立っている。フィギュアーツのゼロは椅子に座ってゼットたちを見ており、ウルトラアクトのゼロは床に片膝をついてハムスターに手を伸ばしている。

「俺たち夏を十分満喫してないと思うんです!」
「ウルサマとかいうとこ行ったりしてたじゃねえか」
「それはそれ、これはこれですよ師匠!」
アクションフィギュアのゼットが両手で拳を作っており、アーツのゼロが手を挙げて話しかけている。アーツのゼットが水色の紙のようなものを持ってきている。アクトのゼロはハムスターを抱き上げている。

「というわけでこちら!」
「妹子①ちゃんが作ってくださったスケートリンクです!」
スケートリンクって作れるの?」
ゼットたちが床に置いた、水色の色鉛筆で塗られただ円形の紙に向かって両手を広げている。アーツのゼロは驚いたような様子。アクトのゼロは胸元にハムスターを抱いている。

「滑るぞお!」
「うひょー!ウルトラ冷たいぜ!」
ゼットたちが水色の紙の上に片脚をのせている。アーツのゼロはそれを見ている。アクトのゼロは肩の上にハムスターをのせている。

「おっ、意外とうまく滑れる!」
「うまいうまい!」
ゼットたちは紙の上でややへっぴり腰。アクトのゼロは頭の上にハムスターをのせており、アーツのゼロはそれを見ている。

「おっとと!」
「うわーっ!」
バランスを取ろうと両手を前に出しているアーツのゼットと、転んでひっくり返っているアクションのゼット。アーツのゼロは転んでいるゼットを見ている。アクトのゼロは後ろにひっくり返っていた椅子を起こしている。

「ふー、滑った滑った!」
「じゃあ休憩してかき氷食べよう!」
ゼットたちは紙の上で脚を前に出して座っている。アクトのゼロはアーツのゼロの隣に座って、手の上のハムスターを見ており、アーツのゼロはハムスターのほうに手を伸ばしている。

「氷の上で食べようぜ!」
「東京で買った夏らしい帽子もかぶろう!」
アーツのゼットはかき氷機を持って、アクションのゼットは二つ重ねたカンカン帽を持って、立っている。アーツのゼロはアクトのゼロからハムスターを受け取っている。

「これを回せばいいんだな!」
「この帽子、ちょっと大きいな!」
紙の上に足を前に出して座るゼットたち。アーツのゼットは帽子をかぶり、かき氷機のハンドルに手をかけている。アクションのゼットは右手にスプーンを持ち、左では頭にかぶった帽子を支えて上を見上げている。後ろではゼロたちがハムスターと戯れている。

「なんか頭キーンてする!」
「冷たくて美味しいぜ!」
アーツのゼットは額を手で押さえている。アクションのゼットはスプーンを口に運んでいる。

「ここでお昼寝しちゃおう!」
「暑い日に氷の上でかき氷食べてお昼寝…ウルトラ贅沢だぜ!」
紙の上にあおむけに寝るゼットたち。顔の上に帽子をのせている。アーツのゼロの脚をつたってハムスターが降りてきている。

「スゥ…」
「グゥ…」
ハムスターが寝ているアーツのゼットに手をかけている。ゼロたちは椅子に座ったままゼットたちを見ている。

「うう…」
「さ、さむ…」
紙の上で横になったまま身体を丸くするゼットたち。辺りは暗くなっている。ゼロたちが座っていた椅子には誰もいない。

「し、ししょ、お、おお起こしてくれてもよか、良かったじゃないですか!」
「ここ、凍え、しし死ぬかと思いましたよ!」
「えっ…」
「おまえら今まで氷の上で寝てたの…?」
タオルを頭からかぶったゼットたちが、脚を前に出して床に座っているゼロたちに詰め寄っている。ゼロたちは驚いたようにゼットたちを見上げる。周りにはハムスターとウサギとブタが遊んでいる。

ハムスターはこのとき「最近見かけない」って心配してたのが帰ってきたのでゼロさんは喜んでいます笑

帽子はウルサマに行った際に池袋の「CARAMEL CUBE CHOCOLAT」さんhttps://twitter.com/C_CHOCOLAT_Cで購入した「量産型マンドラゴラ」さまhttps://twitter.com/bkmania2006の帽子です。二つ重ねて置いてある帽子の写真。