エビ🦐の師弟ズ劇場

ツイッターで作ってるお話の保管庫。ゼロさん2人とゼットくん2人のちっちゃい4人がワイワイやってるのが好きなので生活感あふれる部屋が背景。笑 食べ物・お料理ネタはプラントベース。

妹子②ちゃんの松明で探検ごっこ

おしゃべりしながらそろそろ寝る2人…
ウルトラマンゼロのフィギュアが2人。ウルトラアクトのゼロは枕を抱えて座っており、フィギュアーツノゼロは枕に寄りかかっている。

「なんかゼットたちさっき向こうでガサガサやってたけど…」
「まあ勝手に寝るんじゃねえの」
二人とも枕に寄りかかって、お互いのほうを見て話している。後ろのほうにゼットが二人写り込んでいる。

「そうだな」
「じゃあ寝るか」
仰向けになる二人。後ろからゼットたちが近づいてきている。アクションフィギュアのゼットは手に松明を持っている。

寝ているゼロたちに、頭の上から忍び寄るゼットたち。

「ししょ…」
「師匠…」
「!?」
「!!」
ゼロたちが飛び起きている。

「驚かしちゃってすみません!」
「驚かさないようにそっと話しかけたんですが…」
「そっちのほうが怖えよ!」
飛びのいて振り返るゼロたちと、それを見ているゼットたち。

「妹子②ちゃんが松明を作ってくれたんですよ!」
「なので俺たちこのお部屋を探検してるんです!」
「探検って…住んでるのに?」
アクションフィギュアのゼットは右手に持った松明を掲げて、左手は拳を腰に当てている。フィギュアーツのゼットとゼロはそれぞれ左手をちょっと挙げてお互いに話をしている。

「行くぞぉ!」
「師匠たちはゆっくりお休みください!」
アクションフィギュアのゼットは後ろ向きになり、アーツのゼットも向こうを向きかけているが、振り返ってアーツのゼロを見ている。ゼットたちの間から、ぬいぐるみのハネジネズミが歩いてゼロたちのほうへ向かってきている。

「探検って何する気なんだろうな…」
「知らねえよ…」
アクトのゼロはあぐらをかいて、ハネジネズミの花を触っている。アーツのゼロは両手を頭の後ろにして枕に仰向けになっている。ゼットたちが去っていく後ろ姿が後方に写っている。

ゼットくんたち探検中…
「やや!なんと不思議なロウソク!」
「すごいぐんにゃりしてる!」
ゼットたちはガラスのケースに入ったロウソクを見ている。ロウソクは溶けかかってぐにゃっとしている。

「これは魔法の円盤!」
「伝説の音楽を奏でる装置だな!」
ゼットたちはレコードを見ている。

「妹子②ちゃんが作ってくれたお弁当を食べて休憩しよう!」
「何だかわからないけど美味しそうだぜ!」
ゼットたちは脚を前に出して座っている。アーツのゼットは膝の上に紙の箱を持っていて、その中にはきれいな紙を小さく切ったものがたくさん入っている。

「次はどこへ行く?」
「あっちに行ってみよう!」
アーツのゼットが右手を挙げてアクションのゼットに話しかけている。アクションのゼットは左手を挙げて遠くを見ている。

「おおお!これは…」
「宝物を発見!」
ゼットたちが、壁に立てかけられたゼロの写真を見ている。ゼットたちの後ろから、ガボラのぬいぐるみが近寄ってきている。

「はっ!」
「宝物を守る怪獣が出た!」
ゼットたちは振り返り、構えてガボラを見ている。

「ここは一旦退却だ!」
「パンダちゃん、急いでくれ!」
パンダのぬいぐるみに乗っているゼットたち。

「この箱は…?」
「開けてみよう!」
テーブルの端でパンダが立ち止まり、アクションのゼットはパンダの頭の上から、アーツのゼットはパンダの横に降りて、前に置かれている紙の箱を見下ろしている。

「おお!これは!」
「この部屋に隠されたと言われる伝説の皿を見つけたぞ!」
開けた箱の中に、M78ウルトラマンの絵が描かれたパスタ皿が入っている。ゼットたちは箱の内側の隙間に立って皿を見下ろしている。パンダもテーブルの上からそれを見ている。

というわけで二人の探検ごっこは終わり。
「パンダちゃん、ガボラちゃん、協力ありがとうね!」
「探検、面白かったな!」
さっきのゼロの写真の前で、ゼットたちが脚を前に出して座っており、2人の間にはパンダのぬいぐるみ、後ろにはガボラのぬいぐるみがいる。アーツのゼットはパンダを撫でており、アクションのゼットは松明を掲げている。