エビ🦐の師弟ズ劇場

ツイッターで作ってるお話の保管庫。ゼロさん2人とゼットくん2人のちっちゃい4人がワイワイやってるのが好きなので生活感あふれる部屋が背景。笑 食べ物・お料理ネタはプラントベース。

節分、妹子①ちゃんの鬼

「ゼロ師匠たちー!」
「急いで!急いでください!」
ウルトラマンゼットのフィギュアが2人並んで立ち、遠くに向かって呼びかけている様子。

「何なんだよそんな慌てて…」
「師匠たち!節分を1日過ぎてしまったんです!」
「急いで鬼を退治しないと!」
「そういうもんか?」
やって来たウルトラマンゼロ2人に、慌てたように身振りで説明をするゼットたち。

「今年は妹子①ちゃんが鬼の絵を描いてくれて…」
「なのでその鬼を退治するんです!」
「妹子①ちゃんが描くようなかわいい鬼を退治すんの気が引け…
ゼットたちが、それぞれ段ボールで作った立て看板のようなものに手をかけているが、裏面なので鬼は見えない。

る………」
ゼットたちがゼロたちに段ボールに描かれた鬼を見せている。鬼は2人いて、可愛らしいというよりはムキムキでちょっと怖い。手にはトゲトゲの金棒を持っている。

「思ったより怖…」
「なんせ『まっちょ』ですよ師匠…!」
「こんな武器持ってるヤツと豆で戦うのか…」
「鬼は豆が怖いんでしょうか?」
鬼の絵を見るゼロたち。アクションフィギュアのゼットは鬼の絵の上にひらがなで「まっちょ」と書かれているのを指さしている。

「『肉』って書いてありますけど何の肉なんでしょうね?」
「なんか怖い」
鬼の絵には右手に金棒、左手には肉が描かれており、アクションのゼットがウルトラアクトのゼロを見上げて話しかけている。

「そして豆はこちらに!」
「今年はきなこ大豆にしてみました!」
「そんなんでいいのか?」
ゼットたちが大豆の袋を持ってきており、ゼロたちがそれを見ている。

「さて、みんな豆は持ちましたね?」
「よーし、じゃあ…」
みんなまんまるの茶色いきなこ大豆を手に持っている。アクトのゼロが鬼を見ている。

「そいつにぶつけるんだな!」
「待ってください師匠!」
アクトのゼロが右手の大豆を振りかぶっているが、アクションのゼットがそれを手で制している。

「強くぶつけるときなこが飛び散って汚れるので…」
アクションのゼットが両手で豆を持ち、鬼の方に向かっていきながらアクトのゼロを振り返っている。アクトのゼロと、フィギュアーツのゼットとゼロはその様子を見ている。

「こう…優しくコツリと…」
「まっちょな鬼、それで退治できんの?」
アクションのゼロが両手で持った豆を鬼の絵に当てている。アクトのゼロはそれを見ており、後方ではアーツのゼットがもう一体の鬼の絵に向かっていっており、アーツのゼロがそれを見ている。

豆まき(?)のあとは豆を食べました!
「なんできなこ大豆にしたんだよ」
「美味しそうだったので…」
並んで豆を持ち座るアーツのゼットとゼロ。顔を見合わせて話をしている。

「優しくしたのにきなこが散らばっちゃいますねー」
「手とか体にいっぱいついた…」
アクションのゼットがほうきを持って床を見ている。その後ろでアクトのゼロが自分の手と体を見下ろしている。

力作ありがとう妹子①ちゃん!
鬼の絵を見ているゼット2人