エビ🦐の師弟ズ劇場

ツイッターで作ってるお話の保管庫。ゼロさん2人とゼットくん2人のちっちゃい4人がワイワイやってるのが好きなので生活感あふれる部屋が背景。笑 食べ物・お料理ネタはプラントベース。

妹子①ちゃんちのヒョウ

「妹子①ちゃんがお友達の動物を連れてきてくれたんですよ!」
「へー、どんな動物なんだ?」
ゼットたちがゼロたちに話しかけ、自分たちの後ろを指し示す。ゼロたちはゼットたちの背後を見る。


2人のゼットの間に、ヒョウのフィギュアが置かれている。ゼロたちはそれを見下ろしている。

「ヒョウ!!!」
「えっ」
ゼロたちは目の前のヒョウに驚いている様子。ゼットたちも少しびっくりしている。

「さすが師匠!動物にお詳しい!」
「いやおまえヒョウって肉食動物じゃねえか、うちウサギとかいるのに…」
「大丈夫ですよ師匠!」
慌てた様子のウルトラアクトのゼロ。アクションフィギュアのゼットが両手でゼロを指さしており、フィギュアーツのゼットが右手を少しあげてゼロに話しかけている。アーツのゼロはアクトのゼロの後ろからヒョウを見ている。

「この子は凶暴じゃないんです!」
「ほら、尻尾に可愛いアクセサリーもついてますし!」
「何の関係があるのかわからねえが…」
ゼットたちはヒョウのほうに少しかがんで、ヒョウの尻尾をゼロたちのほうに見せている。尻尾には紫色のユニコーンとアイスクリームの、たぶんプラスチックの髪飾りがつけられている。アクトのゼロが少し戸惑ってそれを見ており、アーツのゼロはその後ろにいる。

「あっ、師匠にすりすりしてるじゃないですか!」
「ね!危なくないでしょ!」
「おお…」
ヒョウがアクトのゼロの脛に顔をこすりつけている。

「なついちゃいましたね!」
「動物は相手が動物好きかどうかわかるっていいますしねえ」
「…ふふっ、そうか」
アクトのゼロが片膝をついてヒョウを撫でている。

「ん?なんかこいつ口に赤いものついてるけど…」
「あ、血ですって」
アクトのゼロがヒョウの開いた口を見ており、アーツのゼットが軽く左手をあげてゼロに話している。

 

ヒョウがアクトのゼロの顔に顔を近づけており、ゼロたちは固まったようにアーツのゼットを振り返って見ている。

「お、俺、ウサギを避難させてくる」
「えっ!」
「えっ!」
アクトのゼロが立ち上がっており、ゼットたちは驚いたようにそれを見ている。アーツのゼロはそんなゼットたちを見ている。

「大丈夫なのにな!」
「な!」
血は妹子①ちゃんがあげている生肉(スポンジに赤色を塗ったもの)でついちゃったそうです
アクションのゼットが両足を前に出して座っており、隣でアーツのゼットが膝で立っており、二人の前にはヒョウがいる。