「師匠たちー」
「ちょっといいですか?」
「ん?」
「どうした?」
「カメさんとウサギさんと一緒に遊んであげてほしいんです」
「そりゃいいけど…」
「はい師匠、ウサギさんです」
「何なんだよ急に」
「ほらウサギとカメって競争するじゃないですか」
「は?」
「たとえばあっちとかで競争してきたらいいんじゃないですかね」
「あっち?」
「カメさんがあっちに行きたいって言ってたんだよな!」
「そうそう!あっちで競争したいって!」
「何なんだよ…」
「なんでもいいけど…」
「よし、師匠たちにあっちに行ってもらえたぜ!」
「うまくやれたな!」
「じゃあ今のうち!」
「バレンタインデーのチョコレートを作るぞ!」
(乳成分を含まない まろやかチョコレート -イオンのプライベートブランド) TOPVALU(トップバリュ) - イオンのプライベートブランド TOPVALU(トップバリュ))
「溶かして固めるにはこのテンパリングってやつがいるらしいんだよな」
「うん」
(参考:テンパリングを使おう!|手づくりレシピ|お口の恋人 ロッテ)
「まずはチョコレートを刻む…」
「こんなもんかな!」
「で、これを溶かして…」
「型に入れる!」
「準備よし!」
「チョコレートは40~45℃に溶かす!」
「熱すぎてもだめなんだな!」
「一旦温度を下げて…」
「それからまた温度を上げる…難しいな」
「中に入れるフルーツを用意して!」
「ラム酒でつけておいたから大人の味になってるはず!」
「チョコとフルーツを師匠の顔の型に入れて冷蔵庫へ…」
「うまくいくかな…」
~1時間後~
「固まってる!」
「よし、取り出してみるぞ!」
「やったー!ばっちりだ!」
「きれいにできてる…!」
「動物の顔のもきれいにできた!」
「師匠の顔はもう一つ作るぞ!」
「セブン大大師匠もできたぞ!」
「いっぱいできたなー」
「ここからが本番だ!」
「ウルトラ飾るぞー!」
(セリアのアイシングペン、動物性原材料不使用でした!やったね!)
「これ結構難しいな!」
「うにょうにょになっちゃうなー」
「よーし、できた!」
「やっぱり師匠はウルトラ張り切って飾っちゃったな!」
「でも俺、ひとつ気が付いたことがあるんだ!」
「なんだ?」
「張り切ればいいってもんじゃないんだなって…」
「だよなー!」
「師匠がウルトラわけわからないことになっちゃった…」
「うん…セブン大大師匠くらいで留めておけばよかったよな…」
「セブン大大師匠と可愛い動物だけラッピングしよう!」
「動物は結構可愛くできたよな!」
「これでよし!」
「あとはバレンタインデーに渡すだけだな!」
「師匠の顔は…」
「俺たちで食べようか…」
14日に渡します笑