「これで地球のハロウィンってやつの衣装を作るんだな!」
「うん、オバケってやつが簡単そうなんだよな」
「こうやってかぶったときにちょうどいい大きさになるようにして裾を切っちゃえば縫わなくていいしな!」
「なるほど!」
「うーん、もうちょっと裾が長いほうがいいかなあ」
「こんな感じかな?」
「よし、じゃあ切るぞ!」
「待って怖い」
「えっ?」
「かぶってるところいきなり切るんじゃなくて、ペンか何かで印つけるとか…」
「あーなるほど!それをあとから切ればいいんだな!」
「このくらい長いほうがいいかな」
「よし、じゃあ印つけるぞ!」
「トサカはここで…」
「これってトサカっていうの?」
「目はここ…」
「待って怖い!」
「今目を突こうとしただろ!」
「だって穴開ける位置に印付けとかないと…」
~数時間後~
「やっとできた…」
「結構時間かかっちゃったなー」
「目の位置がうまく合わないな」
「だって印つけさせてくれないから…」
「俺たちのぶんはこれでいいけど…」
「あとは師匠たちのぶんだな!」
「でも師匠たちには内緒で作るだろ?大きさとかどうする?」
「うーん…寝てるところにこっそり合わせるか…」
(よし、そーっとだぞ)
(そーっと…)
「ん、なんだ?」
「あ!」
「…ゼット?何やってんだ?」
「いや、あの…」
「おふとん!おふとんをかけに来まして!」
「おふとん…?」
「こんなおふとんあったっけ…?」
「新しいやつです!」
「ふーん…まあいいや…ありがとな」
「ど、どういたしまして!」
「スゥ……」
(寝た……)
「うおおおウルトラ緊張したああああ!」
「なんとかやりとげたな…!」
「あとは間に合うように作るだけだな!」
「そうだな!ウルトラ気合入れて作るぜ!」
ハロウィンに間に合わせるべく、師匠たちが寝ているあいだに頑張るゼットくんたち
寝落ちして朝を迎えた2人
「あいつらこのまえから何やってんだ?」
「さあ…」
↓続き
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