↑前回の話でパンチに至るまでの後ろの2人
(あいつ何やってんだ…?)
「おまえはクッキングやらないのか?」
「あ、師匠」
「いつも一緒にワーワーやってんじゃねえか、どうしたんだよ」
「だって俺…ユニフォームないし…」
「ユニフォーム?」
「あっちの2人はエビ妹さんが作ってくれたのを着てるじゃないですか!」
「エビ妹さん、俺たちにも作ってくれるって言ってたのにな…」
「バカヤロウ!」
「し、師匠…?」
「おまえ、そんなことでいいのか!」
「えっ……?」
「自分のエプロンが欲しいんだろ?」
「はい…」
「それを作ってもらえないからってシマウマに乗って拗ねてるだけでいいのかって言ってんだよ!」
「そうですよね師匠…俺が間違ってました…」
「俺!自分のエプロンは自分で作ります!」
「おう、頑張れよ!」
「おまえ…エビ妹にこういうエプロン作られたくなくてゼットが自分用にだけ作るように誘導しただろ」
「うん……」
「師匠、お料理できちゃいましたよー!」
「さあいただきましょう!」
「お、なんかオシャレな感じの一皿になったな」
「俺、師匠のエプロンもお揃いで作りますね!」
「えっ」