「ふー、やっとできた」
（あいつ何やってんだ？）
「ようゼット、こんな夜中にどうしたんだよ」
「あっ、ゼロ師匠！」
「いやー今度もう一人俺が来るっていうので歓迎の準備を…」
「へえ、そいつはいいな」
「でもいまいち俺が2人になるっていうのがよくわからなくて…」
「うーん…まあそうか…」
「師匠は自分が2人いるの、最初は混乱とかしなかったんですか？」
「俺の場合はある日突然2人になったから考える暇もなかったしなー」
「たぶん考えるより実際に会ってみればそんなもんだぜ」
「そんなもん…ですか…」
「まあもう一人ゼットが来たところでおまえはおまえなんだし、あんまり考えすぎるなよ」
「なるほど…そうですよね…」
「もう一人弟子が増えても俺が師匠の弟子ってことは変わらないですもんね！」
「うん…いや…弟子ではないが今否定すると話がややこしくなりそうだから今はとりあえずそれでいいよ…」
「で、歓迎の準備って一体何やってたんだ？」
「これですか？これを掲げて迎えようかと思って」
「地球の文字を習ったのでそれで挨拶を書いてみました！」
「…………」
「俺、今おまえのことちょっと可愛いって思ったぜ…」
「えー何ですか急に！ウルトラ照れますね！」
ゼットくん、外国どころか宇宙の他の星から来てるのに「ウルトラ難しい」とか言いながらも日本語喋れるの超すごいって思ってはいるんですけど、それはそれとして独特の喋りが可愛いですよね…
トリガー客演の日、どうしても早く見たくて職場で「ナイスチューミーチュー！」を見てしまい、フグッ！ってなって続きは見られなかった良い思い出。
ちなみに後ろに写ってるアーツゼロさんはネズミちゃんをたかいたかーいしたりして遊んであげています。可愛いね！笑
「今度もう一人俺が来る」はこちら↓で発覚したフィギュアーツ当選のお話。
ゼロさんの「俺の場合はある日突然2人になったから」はこちら↓のお話です。
