エビ🦐の師弟ズ劇場

ツイッターで作ってるお話の保管庫。ゼロさん2人とゼットくん2人のちっちゃい4人がワイワイやってるのが好きなので生活感あふれる部屋が背景。笑 食べ物・お料理ネタはプラントベース。

東京土産の珍しいお花

 

↑この日に摘んだ師匠へのお土産

「そのリュックからはみ出てんの何なんだ?」
「フフフ!お気づきですか!」
写真。フィギュアのゼロが二人とゼットが二人。膝立てをしているフィギュアーツのゼットくんがリュックからはみ出ているひらひらしたものを手で持っている。ゼロさんの周りにはウサギ二匹、ネズミ、ブタが足元でウロウロしている。

「ご覧ください!」
「師匠へのお土産の…」
写真。フィギュアーツのゼットくんがリュックからはみ出ているものを引っ張り出す。ゼロ二人はそれを見下ろす。

「ジャーン!」
「珍しいお花です!」
写真。フィギュアーツのゼットくんがリュックから巨大な花を取り出した。その後ろに立っているアクションフィギュアのゼットくんが、ゼロさん二人に両手を広げてみせている。

「お、おまえこれラフレシアじゃねえか」
「エーッさすが師匠!ウルトラ物知り!」
「おまえらどこ行ってきたの…?」
「トーキョーってとこですよ!」
写真。フィギュアーツのゼットさんが両手でフィギュアーツのゼロさんを指さしている。後ろではウルトラアクトのゼロさんがアクションフィギュアのゼットくんを見ている。

ラフレシアって食虫植物だろ?」
「食虫…?」
※俗説で、実はラフレシアは食虫植物ではないそうです。
写真。フィギュアーツのゼロさんがラフレシアを見下ろしている。ゼットくん二人はゼロさんを見ている。

「あとすげえ臭い」
「それはまあ…」
「ちょっと独特な香りだとは思いましたが…」
写真。フィギュアーツのゼロさんが鼻を押さえている。ゼットくん二人は頭の後ろに手をやっている。アクトのゼロさんは、ウサギとネズミが足元にいるのを見ている。

「しかし虫を食べるなんていう怪獣みたいな花が地球にあるとは…」
「あっ」
「あっ」
写真。フィギュアーツのゼットくんは顎に手をあてている。ウサギがラフレシアの花びらに手をかけて、ネズミもラフレシアに近づいているのを、ゼロさん二人が見下ろしている。

「ネズミ危ねえ!」
「ウサギ危ねえ!!」
写真。フィギュアーツのゼロさんがネズミを抱き上げる。アクトのゼロさんは滑り込みで左右の手に一匹ずつウサギを捕まえている。ゼロさんの滑り込みのせいで、アクションフィギュアのゼットくんは後ろ向きに、フィギュアーツのゼットくんは横向きにふっ飛ばされている。

「食虫植物にウサギが捕まるとこだったじゃねえか!」
「ネズミが食われたらどうするんだよ!」
写真。ゼロさんたちはそれぞれ動物を抱いてゼットくんたちのほうを見ている。ゼットくんたちは倒れている。

「うーん…この花どうしようか」
「あっ、ハエ危ない、食われるぞ!」
写真。フィギュアーツのゼットくんは寝転んで肘をつき、ラフレシアを見ている。アクションのゼットくんも寝転んでいるが、上体を起こして、ラフレシアにとまったハエを気にしている。後ろの方で、ゼロさん二人が座ってそれぞれウサギやネズミを抱いているのが写っている。