エビ🦐の師弟ズ劇場

ツイッターで作ってるお話の保管庫。ゼロさん2人とゼットくん2人のちっちゃい4人がワイワイやってるのが好きなので生活感あふれる部屋が背景。笑 食べ物・お料理ネタはプラントベース。

ヘビとウサギ

「お、ウサギ眠いのか?」
写真。フィギュアのウルトラマンゼロが2人で座ってウサギを抱っこしている。

「師匠ー!」
「ん?」
2人のゼロが名前を呼ばれて顔を上げる。

「ヘビちゃんです!」
ゼットが紙でできたヘビを抱えて突然現れたので、ウサギを抱えたゼロ2人が慌てている。

「へ、蛇っておまえウサギの天敵じゃねえか!」
「でもこのヘビちゃんは姪ちゃんが優しいヘビだからって連れてきてくれたんですよ」
アクションフィギュアのゼットがヘビを抱えており、向かい合うウルトラアクトのゼロが立ち上がっている。フィギュアーツのゼロは座ったままヘビを見上げており、フィギュアーツのゼットがそれを見下ろしている。

「優しいったって肉食だろ、ウサギが危ねえじゃねえか」
「えーそんな、ウサギを食べたりなんか…」
立っているアクトゼロが不安そうにヘビを見ている。ゼットは抱えたヘビを見ている。

「あっヘビちゃん待て!」
「!!!」
突然ゼットの腕から飛び出すヘビ。ゼロは2人とものけぞる。

「ヘビちゃ…」
ヘビをさける2人のゼロの間をすり抜けて地面を這っていくヘビ、それを見ているゼット。

「なんだ…あっちに行きたかっただけかぁ」
「おっとウサギ!」
奥に去っていくヘビを見送るゼット。立っているゼロはウサギを落とさないようにつかまえ、座っているゼロはヘビを避けてひっくり返り、その横にいたゼットが慌てている。

「すいません、なんかお騒がせしちゃって」
「これからヘビを連れてくるときは先に一言言ってからにしてくれ…」
頭をかくゼット。立っているゼロ2人はウサギをしっかり抱えている。ひっくり返ったゼロは仰向けのままウサギは安全に高く掲げている。

ウサギが食われるかと思って肝を冷やした2人
ウサギを抱えるゼロ2人。ひっくり返ったほうのゼロは倒れたまま胸の上でウサギを抱いている。

「ヘビちゃん一日だけ遊びに来てくれたんだって!」
「そっかー、明日にはバイバイだなー」

座ってヘビを抱える2人のゼット。後ろのほうには仰向けに寝ているゼロが見えている。

ヘビちゃん、姪ちゃんが「ゼットたちに一日だけ貸してあげる!お話作ってね!でも明日には必ず返してね!」という条件付きで貸してくれました笑
ゼットがヘビを抱えているが、ヘビが動いてブレている写真。