エビ🦐の師弟ズ劇場

ツイッターで作ってるお話の保管庫。ゼロさん2人とゼットくん2人のちっちゃい4人がワイワイやってるのが好きなので生活感あふれる部屋が背景。笑 食べ物・お料理ネタはプラントベース。

一六タルト 桜

妹が「ウルトラたちに」と、限定品の「一六タルト 桜」なるものを一切れくれました🌸※材料には卵が入っています
「エビ妹さんがおやつをくださいましたよォ!」
「みんなでいただきましょう!」写真。ウルトラマンゼロとゼットのフィギュアが2人ずつ。真ん中にラップに包んだお菓子が置いてあり、アクションフィギュアのゼットがラップを開いている。フィギュアーツのゼットはウルトラマンの顔の飾りのついたフルーツピックを4本、腕に抱えている。4人の後ろにはアヒルのような口の白いぬいぐるみが立っている。

「桜の香りのおやつです!」
「いてっ」
「おまえらいつも揉めてうるせーから俺のピックは俺が使うぞ」
「え!」
アクションのゼットがお菓子を見下ろしながら両手を広げており、その手がアクトのゼロに当たっている。アーツのゼロが、ゼロの顔の飾りの付いたフルーツピックを手に取っている。

「ちょっと師匠!ずるいですよ!こっちに渡してください師匠!」
「師匠はどれでもいいんでしょ!?譲ってくださいよ!ねえ師匠!」
「あああうるせーーー!」
(余計うるせー…)
ゼロの顔のついたピックを持ったアーツのゼロに、ゼットたち二人が寄っている。アクトのゼロがそれを見ている。

「桜の風味が美味いな」
「謎の生物ちゃんも食べるかな?」
「師匠のピック……」
「ほんといちいちめんどくせえな!」
アクションのゼットは、ピックにさしたお菓子を、座っているぬいぐるみの口元に差し出している。アクトのゼロはぬいぐるみの横の床に座り、アーツのゼロとゼットはベンチに腰かけて、みんなそれぞれピックにさしたお菓子を持っている。