エビ🦐の師弟ズ劇場

ツイッターで作ってるお話の保管庫。ゼロさん2人とゼットくん2人のちっちゃい4人がワイワイやってるのが好きなので生活感あふれる部屋が背景。笑 食べ物・お料理ネタはプラントベース。

高級いちご大福

「師匠たち!今日はお高級なおやつですよ!」
弁才天さんというお店のウルトラ美味しいフルーツ大福ですって!」
写真。ウルトラマンゼロとゼットのフィギュアが2人ずつ、紙袋の前に立っている。

「エビさんがお昼ごはんを犠牲にして買ってきたというお高級さです!」
「そんな高いの?」
(確か600〜700円くらいでした笑)
ゼットたちは紙箱にかかっている紙をはがしており、ゼロたちはその様子を見ている。

「なんとこれで切るんですって!」
「糸で?」
写真中央に透明フィルムに包まれたいちご大福があり、表面に桜の花の塩漬けのようなものがくっついている。アクションフィギュアのゼットが、袋に入った糸を、ウルトラアクトのゼロに見せている。

「こんな糸でうまく切れるのかな?」
「しっかり持って引っ張るんだぞ!」
透明フィルムを開いて取り出した大福に、ゼットたちが糸をかけている。

「師匠!きれいに切れました!」
「ご覧くださいこの美しいいちごの断面を!」
大福が2つにわかれており、中に大きないちごが見える。ゼットたちはそれぞれ手を広げて後ろのゼロたちを振り返っている。

「師匠よく見ました?食べる前に俺が糸でうまく切ったこのいちごのきれいさをよく見てからですね…」
「わかったわかった」
足を伸ばして並んで座るアクトのゼロとアクションのゼット。ゼットはヒザの上に半分の大福をのせて、ゼロのほうを見ている。

「いちごが真っ赤でウルトラ美味そうだぜ!」
求肥も柔らかくて美味そうだな」
フィギュアーツのゼットとゼロ。足を伸ばして並んで座り、ゼットは膝の上の大福を見つめていて、ゼロは求肥の端を手で持ち上げてみている。