エビ🦐の師弟ズ劇場

ツイッターで作ってるお話の保管庫。ゼロさん2人とゼットくん2人のちっちゃい4人がワイワイやってるのが好きなので生活感あふれる部屋が背景。笑 食べ物・お料理ネタはプラントベース。

姪ちゃんの希望まんじゅう

「ゼロ師匠たちー!」
「なんかパンダで運んできた…」
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「こちら、エビさんの姪ちゃんからの俺たちへの贈り物です!」
「贈り物?」
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「はい!希望まんじゅうというおまんじゅうだそうです」
「へえー」
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「じゃーん!サツマイモと甜菜糖と片栗粉で作ったそうですよ!」
「サツマイモの裏ごしを頑張ったと仰ってました!」
「おおー」
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「さあ、それでは早速いただきましょう!」
「お皿お皿」
「じゃあテーブルこっち持ってくるか」
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「いただきます!」
「ウルトラ美味そうだぜ…」
「このまま食べるのか」
「いや切ったほうがいいだろ」
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「8等分したから1人2切れずつな」
「おう」
「あっ、師匠!待ってください!」
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「ちょうどいいものがあるんですよ」
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「ほら!ウルトラマンや宇宙人の顔のピックです!」
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「ウルトラ戦士はちょうど4本ですよ!」
「これはウルトラマンで…」
「こっちは親父と…ティガかな…?」
「(じっ…)」
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「じゃあ俺はウルトラマンを使おうかな」
「俺はティガだな」
「おまえ、しれっと師匠の顔のを自分用に持ってるだろ!」f:id:ultra_shimiebi:20220105135801j:plain

「ずるいぞ!俺も師匠の使いたい!」
「……」
「おい、そんなことでケンカすんなよ」
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「………(ギュッ)」
「じゃんけんででも公平に決めたらどうだ?」
「じゃあ負けたほうがセブン大大師匠のピックだからな!」
「ひとの親父をハズレみたいに言うんじゃねえよ…」
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「…じゃんけん…ポン!」
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「やったぁー!勝ったー!!」
「師匠……」
「負けたんだから仕方ねえだろ」
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「ししょう……」
「そんなウルウルした目で見られてもどうしようもねえぞ」
「うまいなこれ」
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「じゃあ俺はセブン大大師匠でいただきます…」
「だからひとの親父でがっかりするなって」
「師匠のピックだ~!」
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「あっ…ウルトラうまい!」
「お、ほんとだ美味いな」
「俺2個目食べるぞ」
「師匠のピックでいただきまーす!」
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「パンダも食うか?」
「俺も2個目食べる!」
「モグモグ」
「おまえそれピック刺した意味あるか?」f:id:ultra_shimiebi:20220105135928j:plain

「うまいか、パンダ良かったな」
「師匠、姪ちゃんにお礼を言わないとですね!」
「ウルトラうまー!」
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使わなかった写真
ラップ開けたとこ
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