エビ🦐の師弟ズ劇場

ツイッターで作ってるお話の保管庫。ゼロさん2人とゼットくん2人のちっちゃい4人がワイワイやってるのが好きなので生活感あふれる部屋が背景。笑 食べ物・お料理ネタはプラントベース。

姪ちゃんの七夕飾り

「師匠たち!飾りつけですよ!」
「姪ちゃんが七夕飾りを作ってくれたんです!」
写真。ウルトラマンゼロとゼットのフィギュアがふたりずつ。アクションフィギュアのゼットは笹を手に持ち、フィギュアーツのゼットは中に何かが入った透明の袋を両手で持っている。

「ほら!これ、らんたんっていうんですって!」
「すげえ細かいの作ってくれたんだな」
アーツのゼットが手の上に折り紙で作った手のひらサイズの飾りを持っており、アーツのゼロがそれを見ている。

「これ見てください、きれいでしょ!」
「小さい輪っかをつなげてあるのか、すげえな…」
アクションのゼットが折り紙の輪を繋いだ鎖のような飾りを手に持って、ウルトラアクトのゼロに見せている。

「これは?」
「あ、それはたんざくっていうんですって!」
アーツのゼロが地面に落ちている短冊を見ており、アーツのゼットが振りかえって説明している。アクションのゼットは笹に飾りを取り付けている。

「以前姪ちゃんにもらったこのえんぴつでお願いごとを書きましょう!」
「お願い事か…」
「師匠、宇宙の平和とかはやめてくださいね、予想がついて面白くないので!」
「面白くないとかおまえ…」
アーツのゼットが「ウルトラへ」と書かれた封筒を左手に、フィギュアサイズの鉛筆を右手に持っている。アーツのゼロは短冊を手に持ってそれを見ている。アクションのゼットとアクトのゼロは向かい合って話している。

「おまえもゼロの弟子になりたいとかは書くなよな、予想がついて面白くねえから」
「え……」
アクトのゼロが短冊を手に持ち床に座って、隣のアクションのゼットを見ている。

「俺も弟子以外のこと書きますが、まだ見ちゃだめですよ!」
「なんか不安だな…」
並んで腹ばいになって短冊と鉛筆を持っている、アーツのゼロとゼット。

「書けたらこのひもで吊るします!」
アクションのゼットが膝で立ち、隣にあぐらをかいて座っているアクトのゼロにひもを差し出している。アーツのゼロとゼットは脚を前に出して座り、紐を短冊に通している。

「俺のはこれだぜ!動物に優しい世界!」
「おおー、師匠らしい…」
アクトのゼロが笹に下がった自分の短冊を手で示している。

「俺のはこれです!お料理上手になる!」
「おまえお料理ハマってるなー」
アクションのゼットが笹から下がった自分の短冊を手で持っている。

「俺の願い事はこれにしたぜ」
「姪ちゃんと甥ちゃんが元気ですごす…さすが師匠、お優しい!」
アーツのゼロが笹に下がった自分の短冊を手で示している。

「で、おまえはさっきから何を拝んでるんだ?」
「どれどれ、そっちの俺は何て書いたのかな」
アーツのゼットが笹に向かって手を合わせており、アーツのゼロがそれを見ている。アクションのゼットが笹から下がったアーツのゼットの短冊に手を伸ばしている。

「ししょう、おれ…?」
「フフフ…」
アクションのゼットが短冊を手に持っており、アーツのゼットとゼロがそれを見ている。

「これはですね、『あいあいがさ』といって、ものすごく絆を深めるために書く地球の風習なんですって!」
「……」
「きずなをふかめるために…!」
アーツのゼットが手を広げて説明をしており、アーツのゼロがそれを無言で見ている。アクションのゼットがアーツのゼットのほうに前のめりになっている。

「いやー地球の教養がどんどん身についてしまって!」
「……」
「師匠!俺はあいあいがさ知らなかったので!知ってたら俺も書いてましたからね!」
「いいよ書かなくて」
アーツのゼットは頭の後ろに手を添えて上半身を傾けている。アーツのゼロはゼットの短冊を無言で見ている。アクションのゼットはアクトのゼロの腕にすがろうとしており、ゼロは引いている。

ウルトラマンにあげてね!」とこんなに小さな七夕飾りを作ってくれた姪ちゃん。みんなとても嬉しくて楽しかったようです。ありがとう!
4人が笹の周りにいる。ゼロたちは片手を腰に当ててもう片手で笹を指している。

画面に写ってないときもアーツゼットくんはずっと拝んでいた。
アクトのゼロが自分の七夕を紹介している写真の端に、短冊を拝んでいるアーツのゼットが写っている。

アクションのゼットが自分の七夕を紹介している写真の後方に、短冊を拝んでいるアーツのゼットが写っている。アーツのゼロが腰に手を当ててそれを見ている。

アーツのゼロが自分の七夕を紹介している写真の端に、短冊を拝んでいるアーツのゼットが写っている。