エビ🦐の師弟ズ劇場

ツイッターで作ってるお話の保管庫。ゼロさん2人とゼットくん2人のちっちゃい4人がワイワイやってるのが好きなので生活感あふれる部屋が背景。笑 食べ物・お料理ネタはプラントベース。

鳥さんが来た

「師匠!今日もお疲れさまです!おやつのドーナツ食べましょう!」
「おやつのドーナツって…」
ゼットとゼロが2人でテーブルについており、ゼットがドーナツを手に持っている。テーブルの上にはドーナツが2つ置いてある。

「ダメですか?」
「いや食えばいいけど、おやつとかドーナツとか、もう少しウルトラ戦士の威厳ってもんを…」
「ん?」
ゼットの視線の先、地面に二羽の鳥が歩いてきている。

「師匠!なんかそこ!鳥が!鳥が来ました!」
「えっ!?」
ゼットが椅子から腰を浮かして鳥を指さす。ゼロも鳥に気づく。

「おいおいどこから来たんだおまえら!」
ゼロが立ち上がって鳥を追う。ゼロの椅子は立った拍子に倒れている。

「よーしよしよし、怖くないぞ〜」
ゼロがしゃがんで鳥に手を伸ばしている。ゼットは立ってそれを見ている。

「よしよしよし…腹減ってないか〜?」
ゼロが鳥二羽を抱えて立ち上がる。

「ドーナツあるぞ、食べるか?」
「あっ…俺のおやつ…」
ゼロが鳥をテーブルの上にのせて、置いてあるドーナツを食べさせる。

「1個ずつだぞ、仲良く分けろよ?フフッ」
「………ウルトラ戦士の威厳…」
ゼロは鳥二羽がドーナツを食べる様子を立膝で眺めている。ゼットは椅子に座って不満そうに自分のドーナツを食べている。

「何か言ったか」
「いえ、何も!」
ゼットのほうを見るゼロ。ゼットはドーナツを食べながらゼロを見る。

はい、可愛い鳥さんでした〜!
用があって祖父母の家に行ったら捨てるものの中にちっちゃい鳥がいたので連れて帰りました!
なんでこんな鳥があったのか誰も知らないらしい笑
鳥のアップ。モールか何かや針金で作られた小さい鳥。一羽は緑で赤いくちばしが長く、もう一羽は白で首が長い。

小さい生き物に優しいゼロさんが好き…ウルトラマンからしたら虫みたいなサイズの生き物であろうモコを捕まえてた人間に「おまえ、ひどい野郎だな!」ってキレたりしてて優しいよねえ…
あぐらをかいて鳥を膝の上にのせているゼロ。

鳥さんたちと戯れるゼットきゅん
ゼロの隣にゼットも座って、鳥をかわいがっている。