「ゼロ師匠たちー!」
「今度は何だ?」
「クリスマスツリーです!」
「どっから持ってきたんだそんなの…」
「知ってましたか?地球ではクリスマスにはツリーに飾りつけをするんですよ!」
「いや知ってるけど…」
「飾るものも持ってきましたよ!」
「ツリーは2つあるので2組に分かれて飾りつけしましょう!」
「よーし飾るぞ!」
「なんかこのリボンみたいなやつつけるか」
「師匠、この銀色の人何ですかね」
「わからねえ…」
「お、いい感じじゃねえか」
「星は刺せばいいんですかね?」
「何かわからねえけど紐ついてんだから下げればいいだろ」
「なんかキラキラした丸いものもありますよ!」
「星はこれでよし!」
「これは紐がついてないからリボンにでも引っかけるか」
「おい、同じやつの色違いもいるぞ」
「この丸いの、紐がなくて飾れませんよ」
「星2つ目もよし!」
「普通ツリーの星っててっぺんに飾るんじゃねえの?」
「この文字はどうやって飾るんだ?」
「これも紐がついてない…」
「適当に刺しとけばいいだろ」
「よしできた!」
「な…なんか斬新なツリーだな……」
「え~?センス出ちゃいましたかね~?」
(やっぱ変だよな…)
「ご唱和ください!メリークリスマ」
「いやそれ言うのはクリスマス当日だから」
「クリスマス当日に向けてウルトラ気合が入りますなあ!」
「気合が必要なものでもないだろ」
「このツリーかっこいいと思うんだけどなあ」
「クリスマスにはケーキでも買ってくるか?」