エビ🦐の師弟ズ劇場

ツイッターで作ってるお話の保管庫。ゼロさん2人とゼットくん2人のちっちゃい4人がワイワイやってるのが好きなので生活感あふれる部屋が背景。笑 食べ物・お料理ネタはプラントベース。

音が鳴る!揚げ物マスコット

ゼットくんたちの存在を知ってる人がお土産をくれました!
写真。ウルトラマンゼットのフィギュアがふたりで立ってカメラのほうを見ている。写真手前には、ピントが合っていなくて何だかわからないが丸いものが写っている。

開けてみるゼットくんたち
ゼットがふたりでガチャガチャのカプセルを開けている。

アクションフィギュアのゼットがカプセルの下半分以上を頭の上に持ち上げ、フィギュアーツのゼットがカプセルの上半分をかぶっており、ふたりのあいだにはカプセルの中身が袋に入って置いてある。

「なんだろこれ」
「音が…る!…げ物マスコット……?」
ゼットが袋から出したおもちゃを見ている。コンロと鍋のようだ。アクションフィギュアのゼットは説明書を見ている。説明書には「音が鳴る!揚げ物マスコット」と書いてある。

「とにかくその鍋を機械の上に置くみたいだぞ」
「ここ?」
アーツのゼットがコンロの横に膝で立ち鍋を手に持っており、アクションのゼットは立ったままアーツのゼットに手で指示をしている。

\ジュワワワワワワ/
「うわ!なんか音が鳴り出した!」
「面白い!」
コンロの上に鍋が置かれている。ゼットふたりが驚いたようにそれを見ている。

「でもこれ何なんだろう…」
「あ、これかな?『とんかつ』!」
アーツのゼットが鍋をのぞき込んでいる。鍋の中には茶色いものが入っている。アクションのゼットは説明書を開いて見ている。

「とんかつ…?」
「とん………」
顔を見合わせるふたり。

「ぶ…ブタ……!」
「で、でもこれ本物じゃないから、おもちゃだから!」
アーツのゼットが口元を両手で押さえている。アクションのゼットはアーツのゼットに向かって両腕を広げている。

※うちの師匠ズはブタちゃんをかわいがってます
「でもおもちゃだからって俺たちがウルトラ戦士の揚げ物のおもちゃ見せられたら微妙じゃないか?」
「うーーーん確かに……」
アーツのゼットがアクションのゼットに向って両手を広げている。アクションのゼットはうつむいて考えている。

「じゃあこれ大豆ミートのカツ!大豆ミートのカツだから!」
「無理矢理…」
アクションのゼットが鍋のほうに右手を差し出している。アーツのゼットは鍋を見つめている。

「これで師匠たちとブタちゃんにも見せられるな!」
「見せなきゃいいんじゃ…」
鍋ののったコンロをあいだに置いて座るふたり。アクションのゼットは両手でガッツポーズをしており、アーツのゼットは鍋を見つめている。