エビ🦐の師弟ズ劇場

ツイッターで作ってるお話の保管庫。ゼロさん2人とゼットくん2人のちっちゃい4人がワイワイやってるのが好きなので生活感あふれる部屋が背景。笑 食べ物・お料理ネタはプラントベース。

クリスマスの準備

「師匠たち!今日はオーナメントの準備をしますよ!」
「去年使ってたやつはどうしたんだよ」
アクションフィギュアのゼットが小さなオーナメントの印刷された紙袋を持ってウルトラアクトのゼロとフィギュアーツのゼロに見せている。後ろにツリーのようなものがありアーツのゼットがそちらに向かって歩いている。

「わあいっぱい入ってる!」
「去年の飾り付けはエビさんのアパートにですね」
「ツリーでオーナメント引きずってきてるぞ」
アクションのゼットとアクトのゼロが袋を開けて中を覗き込んでいる。アーツのゼットがツリーを引きずって来ているがツリーと一緒にロブスターのオーナメントが引きずられており、アーツのゼロが気にしている。

「このヒモを通さないといけないんです!」
「地味にめんどくさいな…」
床にオーナメントがまとめて転がしてあり、アクションのゼットが隣に立つアクトのゼロにヒモを見せている。アーツのゼットはツリーを設置しており、アーツのゼロはロブスターのオーナメントを後ろに片付けている。

「みんなでやればすぐ終わりますよ!」
「仕方ねえなー」
「俺も俺も!」
「あ、そうだ」
アクションのゼットとアクトのゼロが座ってオーナメントを手に取っているところに、アーツのゼットが近づいてきている。アーツのゼロが少し遠くで立ったままゼットたちを振り返っている。

「妹子①ちゃんから昨日の夜マンガ預かったんだった」
「マンガ?」
アーツのゼロが手に小さな本のようなものを持って来たのを、アーツのゼットが座ってヒモとオーナメントを手に持ったまま振り返っている。アクションのゼットとアクトのゼロはオーナメントにヒモを通している。

「で、このヒモを結べばいいのか」
ドラえもん…のび…宇宙…小…」
アーツのゼロがアーツのゼットの隣に座って糸を手にしている。アーツのゼットはマンガの表紙を見ている。アクトのゼロとアーツのゼロはオーナメントの糸通しを進めている。

「あっ、中は漢字にひらがながついてる!」
アーツのゼットがマンガを開いて見ている。他3人はそれぞれオーナメントを手に持ったりヒモを通したりしている。

「ヒモ取って」
「おー」
「ん…?」
アクトのゼロがアーツのゼロにヒモを渡してもらっている。アーツのゼットがマンガを読んでいるのにアクションのゼットが気付いた様子で、首を伸ばしてそちらを見ている。

「それ何見てるんだ?」
「マンガ!」
アクションのゼットが、マンガを読んでいるアーツのゼットの後ろに立っている。アーツのゼロはヒモを通したオーナメントを手にぶら下げてみている。アクトのゼロは雪だるまのようなオーナメントにヒモを結んでいる。

「マンガって?」
「……」
「サンタの頭だけ…?」
アクションのゼットがアーツのゼットの後ろに膝をついてマンガを見ている。アーツのゼロはサンタクロースの頭だけのオーナメントを手にとって見ており、アクトのゼロは鈴を手に持っている。

「……」
「……」
マンガを読んでいるアーツのゼット、後ろから覗き込んでいるアクションのゼット。ゼロたちはそれぞれオーナメントにヒモを通している。

「……」
「……」
アーツのゼットがページを開いている。アクションのゼットもそれを見ている。ゼロたちはそれぞれオーナメントにヒモを通している。

「鈴多いな」
「ほんとだ」
「あっめくるの待って、俺まだ読み終わってない」
アクトのゼロが、鈴を手に取ったアーツのゼロに向かって、自分がヒモを通した鈴のオーナメントを見せている。アクションのゼットが、アーツのゼットの後ろからマンガに手を伸ばしている。

「師匠、ピリカ星ってどこにある星ですか?」
アーツのゼットが顔を上げて、鈴にヒモを通しているアーツのゼロに話しかけている。アクションのゼットはマンガを見ている。アクトのゼロは次のオーナメントを手に取っている。

「地球人より小さい宇宙人が住んでるみたいなんですけど…」
「……おまえもヒモ付けやれよ」
アーツのゼットは首を傾げてアーツのゼロに話しかけている。アーツのゼロは右手に今ヒモをつけた鈴のオーナメントをぶら下げてゼットを見ている。アクションのゼットはマンガを覗き込んでおり、アクトのゼロはそれを見ている。

マンガは没収されました
アーツのゼロがマンガを持って立ち去っていき、アーツのゼットとアクションのゼットはそちらに向かって手を伸ばしている。アクトのゼットはオーナメントのヒモ付け作業に戻っている。

妹子①ちゃんが貸してくれたミニマンガ!
何かにキット?みたいなのがついてきてそれ作ったんだとか。ちゃんと読める!!すごい!!
小さいマンガの表紙。タイトルは「大長編ドラえもん VOL.6 のび太の宇宙小戦争」。ドラえもんが小さな宇宙人を手に乗せていて、うしろには戦車のようなものにのび太、しずか、スネ夫、そして犬のようなものが乗っている。

マンガを指で開いたところ。マンガの大きさは指の第一関節くらいだが、しっかり印刷されていて文字も読むことができる。